株式会社ジズコ

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そのほか

  • アルの望遠鏡講座
  • アル・ナグラーとテレビュー
  • テレビュー・アイピースの歩み
  • 惜しげない気風
  • アイピース計算機

天体用双眼装置 ビノビュー

ビノビュー

双眼装置ビノビュー

臨場感あふれる宇宙を体験できる ビノビュー

片目で覗く宇宙は、気づかないうちに多くのものが失われています。
両目を開いて眺めれば、解像力、コントラストの改善はもちろん、
眼前の宇宙に引きずり込まれる臨場感“スペースウォーク”をドラマチックに体験できます。

 テレビュー社では、コントラスト、解像度、視野のいずれの点でも、最も素晴らしい道具、すなわち、“人の目”にかぎりなく近づくために力を注いでいます。常に使い心地、使い易さ、価格を考慮しながらも、“スペースウォーク”に迫るアイピースや望遠鏡を造り続けていますが、そこには、両目を使えないという限界もありました。夜空を片目で見てみると、物足りなさを感じることでしょう。そのあと両目で見れば、解像度、コントラスト、見易さが劇的に改善されていることに気づくはずです。これに人の生理が関わります。脳は両目で対象を捉えるようにできています。ビノビューの対物は一つですが、脳の自然なメカニズムをあなたの両目で確かめてみてください。
 半月、上限の月、満月に向かって満ちる様子など、満月前後の月面は絶好の観望チャンス。月面を分ける明暗境界線に沿った山脈、クレーター、リル、盆地 (海) などの影が大胆に投じられます。 私のお気に入りは、ビノビューを装着した屈折望遠鏡TV-85。双眼視なら月面を心地よく眺められるのはもちろん、月を周回する宇宙飛行士の“宇宙遊泳”に迫ることができます。
 ここで、Sky & Telescope誌に掲載されたビノビューの記事をご紹介します — “とりわけ、月面を観測するときの3-D効果は劇的。山脈は高くそびえ立ち、クレーターの窪みも真にせまる。単に平坦な円形でなく、目前に広がっていく球体を感じる。広角アイピースで月面を双眼視すれば、単眼ではとうてい味わえない。我々の想像の世界だが、いわゆるスペースウォークを体感できる。”       
ナグラーアル・ナグラー

天体用双眼装置のメリット
● 諧調が豊かに見え、色彩感覚が向上する
● 視角が拡大し、認知できる範囲が広くなる——双眼装置に超広角アイピースを装着すると、単眼では眼球をぐるりと回さなければ確認できない超広角アイピースの視野環も、眼を回さなくても確認できます。
● 遠近感や立体感が感じられ、独自の臨場感を体験できる——眼の視角をいっぱいに使う超広角アイピースほど、立体感や臨場感を顕著に感じることができます。
● 長時間覗いても目が疲れない——とりわけ、月、木星などを高倍率域の双眼装置で覗いていると、観望時間がついつい長くなることに気づきます

天体用双眼装置 ビノビュー
ビノビュー形式 天体用双眼装置(直視型)
接眼部径 φ1 1/4"(31.7mm)
バレル径 φ1 1/4"(31.7mm)
入射窓有効径 φ25mm以上(2x合焦レンズ使用時φ22mm)
眼幅調整範囲 最小54mm 〜 最大78mm
プリズム光路長 約130mm
観察像 対物像に対して正立(2回反射)
寸法 幅118mm 長さ123mm 厚さ43mm(アイピース別)
重量 約600g(アイピース別)


天体用双眼装置ビノビュー本体
税込特価 95,700円

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2x合焦レンズ
専用2x合焦レンズ2x合焦レンズ、フラットカプラー付属
※ 2x合焦レンズを使えば、ニュートン、ドブソニアン鏡筒でほとんど例外なく合焦できます。また、2"ダイアゴナルを使ってピントが合う屈折鏡筒も、ほぼ例外なく合焦できます。カセグレン鏡筒の場合、合焦レンズは不要です。
税込特価 30,250円
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フィルター装着リングセット ビノビューフィルター装着リングセット
ビノビューにフィルターを取付けることができる便利なリングセット。2006年1月以前に製造された「2x合焦レンズ」にφ1 1/4インチ用フィルターを取り付けることができます。詳細はこちら。

ビノビューのシステムチャート
取り付けチャート
  • 図中の50.8mm(2")と31.7mm(1 1/4")のダイアゴナルは、テレビュー製を前提にしています。他社製のダイアゴナル(特に50.8mm)を使った場合、2x合焦レンズの先端がミラーに当たることがありますので、注意を要します。
  • 上図のビノビュー(2x合焦レンズ付)は、31.7mmバレルの長さが70mmあります。2x合焦レンズに付属するフラットカプラーを、ビノビューの31.7mmバレルと差し替えることで、バレル長を51.5mmに短縮でき、ダイアゴナルミラーに当たる危険も減少します。
  • テレビュー製ダイアゴナルを使用した場合でも、2x合焦レンズの先端にフィルターを取り付けるときは、2x合焦レンズをフラットカプラーを介してビノビューに取り付ける必要があります。
  • お手持ちの望遠鏡の合焦可否については(株)ジズコまでお問い合わせください。


ビノビュー各部の名称
ビノビュー各部の名称 図
補足説明:
(1): 接眼部(コレットチャック式)
 → 片方のアイピースを引き出して固定することで、左右の視度調整が可能です。
(4): 1 1/4"バレル取り付けリング
 → オプションの「2x合焦レンズ(フラットカプラー装着)」をここに装着。これで、ほとんどの望遠鏡で合焦可能になります。


ビノビューの光学構造と精度
ビノビューの光路図下方の入射窓から入った光線は、ビームスプリッターで分割され、左右のアイピースへと導かれます。青色で示した線がビームスプリッターを反射した光線、赤色がビームスプリッターを透過した光線です。
・ 入射光線の中心(1 1/4"バレルの中心)が眼幅調整の軸と一致します。
 → 右側の「平行四辺形プリズム」が軸を中心に回転し、眼幅が調整可能です。
・ 上の図ではやや不正確ですが、2分割された光線のプリズム光路長は正確に一致します。
 → 左右のプリズム光路長が異なると、焦点距離が異なり、ピント位置が左右で異なることになります。
・ それぞれ2回反射なので、双眼装置自体は正立像です。
 → 対物光学系の像のまま(正立なら正立で)観察できます。

高精度な仕上げが要求される心臓部ビームスプリッターブロック
ビームスプリッターブロック 図 ビームスプリッタ―ブロックは、頂角45°の平行四辺形のプリズムに、底面にビームスプリッター蒸着が施された二等辺三角形のビームスプリッタープリズムが、紫外線硬化樹脂により接着され、ひとつのブロックになり、次のような精度で仕上げられます。

 結像点までの距離が長く、精度不良は星像にアスが発生する原因になるため、ビームスプリッターの反射面はニュートン斜鏡レベルの平面性に研磨されます。また、蒸着膜の変形も星像にアスが発生する原因になるため、ビームスプリッター膜にはストレス変形が生じない工法が採用されます。さらに、ビームスプリッターブロックの平行度が保たれないと、2本の出射光線 (法線) が平行にならないため、各透過/反射面の平行度を限界精度に仕上げます。


ビームスプリッターブロックのラウンドカット形状
ビームスプリッターブロックのラウンドカット形状 このように高精度に仕上げられたビームスプリッタ―ブロックは、ハウジング内に収めるため、両端を手作業でラウンドカットします。そのため、ラウンド形状には個体差が生じます。
 ビノビューの入射口は、手作業のラウンドカット2個のプリズムの接着部が見えるので、外観的な “アラ” が認められることがあります。たとえば左画像の “B” は、R形状の凸。“D” はビームスプリッタープリズムの先端が見える、など。また、“C” は増透過コートを施す際の冶具固定による非コート部です。
 入射口に記した “A” はφ25mmの円です。F値が5.2以上の望遠鏡なら、光束は “A” の内側を通過するので、上記の “アラ” は光学的に影響しないことになります。また、2x合焦レンズを併用すれば、どのような望遠鏡でも、2x合焦レンズから出射されるφ22mmの光束が入射口を通過します。
 なお、ビノビューをより広視界で使う目的で2x合焦レンズを利用せず、鏡筒を短縮化したドブソニアン(F4〜4.5)や、屈折鏡筒(F6〜7)などにビノビューを直付けしても、前者は入射光束(対物口径)がケラレてしまうほか、両者とも「プリズム光路による色分散」の影響を強く受け、結像性能が劣化するので、注意を要します。
 色分散が像に与える影響は、参考までに、こちらのページをご覧ください。

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