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神奈川県横浜市 三品利郎(Toshiroh Mishina Yokohama-Shi Kanagawa-Ken)
20cmの集光力で、火星の模様の微妙な色合いの美しさを鑑賞できる。 梅雨が長引き、火星を見ることができなかったが、27日の朝、漸く、見ることができた。Nagler Zoomの視野で、オレンジ色の丸い輝きの中に「青緑色」の模様がクッキリと浮かび上がる。南極冠の白い輝きよりも明るく北側の端が白くまぶしく光っている。雲でもあるのだろうか。 Nagler Zoomは、視野レンズの前に、ナイフエッジの絞り環がある。光害で明るく迷光だらけの都会の空は、灰色のバックになってしまう、Naler Zoomのナイフエッジは迷光を遮り視野をいくらか暗してくれる。そのおかげで火星の色が鮮やかになる。 短焦点反射は高倍率が得にくいという弱点が、Nagler Zoomのおかげで解消した。3mmにすればF4.4で293倍になり火星を見るのに丁度良い倍率になる。まず、6mm147倍で火星を導入する。そして3mm293倍まで上げる。シーングがよければこのまま観望できる。シーングが悪い時は、見やすくなるまで少しずつ倍率を下げている。
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