オライオン ニュートン レポート

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オライオン300mmF4のレポートです。

長野県諏訪市 松本考司 (Kouji Matsumoto Suwa-si Nagano)

1.鏡筒バンド
 鏡筒バンドを肉厚タイプに変更。肉厚バンドを使うと、鏡筒の剛性が全然違い、格段に良くなります。又、バランスをとるために、鏡筒を回転させたり前後調整をする際に、ゆがみが無く非常にスムーズです。

オライオン3002.撮影時のバランス
 重量のあるCDDカメラ、SBIGのSTシリーズをバランスウエイトの反対側につけてもっとも重い状態にした場合でも、NJPに延長シャフトと10kgのバランスウエイト3個で十分バランスが取れ、未だ、余裕があります。

3.接眼部とアイピース
 タカハシのMT200接眼部をつけた場合、私の手持ちのアイピースでピントが出るのは、タカハシのEr32mmと、テレビューのラジアン8mmです。(持っているテレビュー製アイピースはこれだけですが、他のテレビューアイピースも同焦点になってると思いますので、皆ピントが出るのではないかと思います。)私の場合、この鏡筒を冷却CCD撮像専用に使っています。アイピースはファインダーの光軸をあわせる時しか使わないので問題は皆無です。

5.ファインダー
 9倍50のファインダーは、とてもしっかりしていて、移動撮像でも、光軸が狂わず、大変助かります
6.光学系
 エルフレ32mmで見る、と、(バラコアなし)視野周辺まで星像は崩れず、大変シャープな光学系であることがわかります。

7.光軸修正

 主鏡にセンターマークがついてるので、へリックスのレーザーコリメーターを使うと、簡単に光軸があわせられます


M27撮れた写真は、シャープな星像で気に入りました。(画像をクリックして下さい。)昨今のハイレベルなフォトコンにも十分通用する、非常にシャープな光学系であることが確認できました。

2005.5.12 原村自然文化公園にて
オライオン30cmF4<バラコア使用>ST−10XME −20℃
R=G=5分X4 B=5分X4+10分X4 <ビニング無し>
NJP−TEMMA2 セルフガイド IDAS TYPE3


オライオン300mmF4レポート

京都市西京区 吉田富三(Tomizou Yoshida Nishikyou-ku,Kyoto)

昨年の8月下旬オライオンとレポーターオライオンのF4 30cmニュ-トンを注文しました。納期が遅れ届いたのは1月下旬でした。今回オライオンニュ-トンを採用した理由はコスト・鏡面の性能・重量を他社メ−カ−と比較した場合すべての面で勝っていると思ったからです。しかし実際はイギリスから送ってくる事に少し不安はありました。届いた製品をはじめてみた時30cmにも拘らず軽く仕上がっているのに驚きました。私はオプションのバンドを購入しましたので、これによって強度は十分に発揮されました。CCD撮影などに使われるときはぜひお勧めのオプションです。やはりこのクラスの製品を無調整で使うことは難しいと思います。毎回の微調整があってこそ最高の威力を発揮してくれます。今回5月の連休がCCD撮影にとって最高の条件でしたので早速撮影してみました。M51をオ−トガイドで5分後に現れたカラ−CCDの画像は渦巻きの中の恒星はもちろん、渦巻きの中の色の違いもはっきりと映し出しました、画像処理はまったくしなかったので最高の満足感を得られまM51した。オライオン30cmF4ニュ−トンは私にとってもっともコストパフォ−マンスに優れた鏡筒と思います。今後は夏の火星大接近が最大の楽しみです。購入にあたり貴重なアドバイスや購入後のメンテナンス等に大変親切に対応していただいたテレビュー・ジャパンのスタッフさんに感謝いたします。


オライオン300mmと

京都の吉田さんから続報をいただきました

オライオン F4 30cm反射望遠鏡と今話題のデジタルカメラ(EOS Kiss Digital)との組み合わせは最高の威力を発揮することを確認できた。大口径F4の明るさとデジタルの短時間撮影でM16は中心部の詳細も確認できる。又、M20は赤、青の特徴も鮮やかに撮影することが出来た。これらの画像はM16が427sec、M20が304secでノ−タッチ自動ガイド、ノ−フィルタ−のコンポジット無し(コマコレクタ−使用)。→ 写真をクリックして下さい。

M16 M20

M16

M20