参考までに私の撮影および処理方法をご紹介します。

1:

NIKON COOLPIX(990)の設定

1.オートフォーカスでも良いのですがあえてマニュアルモード
2.焦点距離は無限遠とします。
  (実際には無限遠ではなく、無限遠付近でピントがでてます。)
3.白黒モード
4.ホワイドバランスはAUTO
5.露出は中央重点モード
6.ISO100、XGAモード、輪郭強調は軽く

今回の撮影時のCOOLPIXが作ったデータは
次のようになりました。

DSCN1359.JPG
CAMERA : E990V1.1
METERING : CENTER
MODE : M
SHUTTER : 1/125sec
APERTURE : F4.4
EXP +/- : 0.0
FOCAL LENGTH : f23.4mm(X1.0)
IMG ADJUST : B&W
SENSITIVITY : ISO100
WHITEBAL : AUTO
SHARPNESS : LOW
DATE : 2001.01.21 12:00
QUALITY : XGA FINE

担当者注:右写真がこのデータによる1カットです。1コマでもレベル補正を加えるだけで充分観賞にたえる写真になります。

2:

FS-60Cはバックフォーカスが短いのでアイピースアダプタや接続環を短い物に交換する(スターベースで部品の組み合わせを探してもらいました。)最初、FS-60Cの付属部品だけでは、LV20アイピースでピントが出ませんでした。

3:

FS-60CとLV20の組み合わせでは、光学ズーム最大でほぼフルフレームの像がえられます。この時、COOLPIXの焦点距離f23.4mmとなりほぼ等倍の像となります。

4:

この状態で、段階的にシャッター速度と絞りを変えて撮影します。

5:

ステライメージでレベル調整をしてもっとも良い像が得られるシャッター速度と絞りを決めます。私の組み合わせでは、1/125秒、F4.4位が良かったので、最近はその前後を探りその日のベストを決めます。

6:

この状態で、ひたすら撮影します。電子レリーズは絶対必要です。

7:

この状態では1分間に最大で10コマ前後撮影できますので1分位の画像をまとめて処理にまわします。

8:

ステライメージ3で重心コンポジットします。本当は1枚づつレベル調整をしてからコンポジットする像を決めるべきでしょうが、とりあえずやってみます。(演算方法は必ず加算を選択します。)

9:

加算されレベルの上がった画像に対してレベル調整をします。この時、自動ではなく手動で行います。大きなピークが上と下にできます。下のピークを選択を選択するとプロミネンス等が現れ、上を選択すると光球面の模様を見ることができます。

10:

5枚以上コンポジット出来ればアンシャープマスクを強めにかけても大丈夫です。
 
担当者からひとこと: 納得です。コンポジットは2コマから画面的には効果が判りますよね。ただ、どうしても表面模様の位置がずれちゃうんですが、多コマ重ねてズレを平均化する手がありましたね(ややボケる)。で、あとからフィルター処理。これは合理的です。あと、(8)に関連して・・1コマずつ「デジタル現像」をかけてからコンポジットするのも良いかもしれませんね(こんど試しましょσ(^^))。有意義な情報をありがとうございました。

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