テレビュー社(米)の歴史

その1

その2

その3

その4

その5

その6

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遠慮のない...挑戦との出会い



1985年までには、TeleVue のアイピースの販売は口コミによって真面目な天文コミュニティーの間に広がっていたが、一方で他の望遠鏡メーカーは比較的シンプルな伝統的デザインのものを提供し続けていた。そんな頃、アマチュア天文界のビジネス面では初めての目立って醜悪なエピソードが起きた。それは、 Meade Instruments社(大きな望遠鏡メーカーであり同時に販売会社でもある)が、既に米国の特許局で利用可能となっていたTeleVueのコンセプトやデザインを使い、TeleVueアイピースのプロダクト・ライン全てを一対で実質的に模倣したものを日本の工場で準備した時のことである。Meade"Series 4000"として販売が予定されていたアイピースの外観の類似は明らかだった。

また、Nagler-4.8mm、7mm、9mm、11mm、13mm というTeleVue Naglerに対して、Meadeは "Ultra Wide"-4.7mm、6.7mm、8.8mm、及び14mmを発表した。("Ultra Wide"とは、皮肉にもNaglerの特許のタイトルである)

他のTeleVueアイピースをその設計コンセプトや焦点距離で模倣した同様の複製は、Plossl-7.4mmからPlossl-55mm(ここではMeadeは56mmを謳ったが)にまで至った。また、TeleVue "Wide Field"シリーズについても同様だった。そしてまた、TeleVueが発表した全ての立証される性能スペックに対して、Meadeは製品広告の多くのページを割いてその改良を謳っていた。

Meadeのマーケティング努力にかかわらず、カンパニー・セブン( Company Seven)の経験では、選択が与えられれば、アマチュア天文コミュニティは概して TeleVue を好んだということである。これはある意味では、本当のイノベーターであり観測仲間でもあるアル・ナグラーへの誠実な反応であった。これは、全国的規模の主要な天文学コンベンションにおいて TeleVueアイピースが最大の代表権を保持していることによって何度も証明されていた。そしてまたこんな証明もある;「最高の TeleVueを使おう。結局、アイピースの性能は望遠鏡の半分を占める。」 これは、Lumicon社( Meadeや TeleVue製品の再販店)の社長 Dr.ジャック・マーリングの言葉である。熟達したレンズ製作者であるローランド・クリステンは自分用のアイピースによく TeleVueを選んだし、また TeleVue を推薦して彼自身の"Astro-Physics"望遠鏡を販売したりした。Company Seven の役員、マーチン・コーヘンはよく彼のアイピースケースの中に数多くの TeleVue製品を入れていた。(そしてまた、とても信じられないことには、既に生産中止となったMeadeの古い "Research Grade"オルソやWide Angle/Erfleモデルも2〜3個、なのである。)

Meade(によるそれらアイピース)の発表の頃、Company Sevenがスポンサーしたある公開観望会に Meadeの地域販売代理店が新しいアイピースを TeleVueのアイピースとのブラインド・テストを行うために持ち込んできた。彼はマーチン・コーヘンに対して、 Meadeのセールス・マネジャーが、彼に思い切った価格のディスカウントを保証するとことや、「川は TeleVueと共に赤く染まるだろう」というカラフルな広告ページを保証するといったようなことを言っている旨を通知した。テス

トは、Ce 1 で de 6ニュートニアン、及び Me生むことを認めることとなった。Ultra Wide Angle-14mmのような例外はほとんど無かっ 黷ナもMeadeのアイピース類はなかなか良いものだった。 焦点距離の Naglerを造ること る 、アイピースの重量とサイズを軽減しモンストレーションした。これが巨大な 20mm"Nagler Type 2"であった。デモンストレーションは多くの興奮を引き起こした。そして、それを利用できるようになった時には、明細書に書かれた425ドルという記録的価格にもかかわらず、その比類無き Nagler-20mmはすぐに「所有するべきもの」となり、1998年の今日に於いて ゚ TeleVue Panoptic-22mmなのである。
1987年1月、Nagler Type 2デザインには、12mm(315ドル)、16mm(360ドル)、及び20mmの焦点距離がラインナップされることになった。


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Bと同時に、このスケーリングによって、さもないと(非常に高く)なってしまうであろうコストを低減することもできた。

1986年10月18日、メリーランド州ローレルにある Company Sevenで、ナグラーはオリジナルな Naglerデザインを新しく進化させたアイピースをデd