株式会社ジズコ

テレビュー屈折望遠鏡を選ぶわけ

すべてのアプリケーションを一台の望遠鏡で満たすことはできません。たとえば、銀河、星雲、系外球状星団など、あわい対象を観るには、30cmを超える大口径鏡筒に勝ものはありません。

ただし、良質かつ小口径のAPO屈折望遠鏡は、携帯性、多才さ、視野、昼夜の観測、CCD撮影、デジタル撮影等、いずれも大口径鏡筒では実現できないレベルでこなします。さらに、APO屈折望遠鏡はもとより色収差が無いく、中央遮蔽もないため、最も高いコントラストで低高倍率の観望が可能。まあ、その頑丈な造りと高い携帯性により、航空機に持ち込んで、異国情緒溢れる暗い夜空を求めて旅することができます。残念ながら、大口径望遠鏡の視野は狭く、北アメリア星雲、網状星雲の東から西まで、アンドロメダ銀河全域、二重星団など、すばらしいディープスカイ天体の全容を視野に入れることができません。

Tele Vue-60からNP127isまで、テレビュー屈折望遠鏡はすべて、月6個分の視野3度の視野で天体を捉えることができます。屈折望遠鏡で観たディープスカイのスケッチに興味のある方は、Stephan O’Mera著の“The Messier Objects”、“The Caldwell Objects”を参照ください。いずれものイラストも、テレビュー社製10cm屈折望遠鏡で観て描いた天体です。

小口径屈折で二重星、月、太陽、惑星などを観ると、高いコントラストと、大気のゆらぎの影響を受けにくい屈折望遠鏡本来の特徴により、大口径のライバルをしのぐこともよくあります。ドーズリミット“11.6秒 ÷ 口径1センチ”の分解能を発揮するテレビューの屈折望遠鏡は、シーイングの許すかぎり、1センチあたり15倍の分解能を楽に超え、高倍率ですばらしい見え味を享受できます。

撮影においても、驚嘆に値するディーブスカイ天体や惑星のすばらしい画像のいくつかは、小口径APOで撮られています。 ニューヨーク州テレビュー本社で組み立てられるテレビュー鏡筒の5つのメリット:

1.　5年間保証

2.　あらゆる保守・メンテナンス

3.　役立つアドバイス

4.　模範的な鏡筒構造：　どのサイズの鏡筒も、精密切削加工され、黒アルマイトが施されます。接眼部、収納式フード、前後位置移動式鏡筒バンドなど、組立てスタッフ自らの手で調整され、スムーズな動きが約束されます。

5.　いずれの鏡筒も対物レンズ間隔は手作業で微調整され、最大限のコントラストが得られるよう全面マルチコートされます。

以上を裏付けるかのように、“The Backyard Astronomer‘s Guide” には、「テレビュー社のNP101の光学系は、これ以上改善の余地無し」との評価が出ています。 テレビュー社のAPO屈折望遠鏡はもとより、ユニークなアイピースの数々、マウント、アクセサリ等をご覧いただければ、テレビュー社のモットー「Even better than you imagined」をご理解いただけれるかと存じます。

さいごに、月11個分を超える広さを超える5.5度の視野で低倍率から高倍率まで並外れた性能を発揮することはもとより、高い撮影性能を含め、携帯性、操作性、美しい仕上げとも、「家宝」として、高品位の逸品を手にすることができます。さらに、ネイチャー、野生動物、バードウォッチングにも、比類ないシャープネスとコントラストをいかんなく発揮します。最後に、TV85mm以上の鏡筒に双眼装置Bino Vueを併用することで、望遠鏡を向けた先にあたかも自分が存在するかのうな次元で快適な双眼視を楽しめます。

この他にもテレビュー鏡筒の「テレビュー屈折望遠鏡の用途と仕様」をご覧いただき、ご不明な点がございましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。それぞれの用途に合ったアドバイスができるよう、様々な情報を用意しております。